ライブドアに関して 1絶好調を持ち越してスタートしたばかりの2006年相場であったが、正に"想定外"の 急落大波乱となった。ライブドアの証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)の疑い から、さらには傘下企業を経理操作しての本体での粉飾決算報道と、この事件の 実態はまだまだ奥深そうだという話は以前に書いたとおり。私がなんでメルマガにて あのような文章を書いたのか、その意味をしっかりと理解しておいてくださいね。 何かを知って書いているような文章だったでしょ?それから、みなさん向けも含め、 ライブドアそのものやライブドグループの銘柄はドリームテクノロジーなどと同様に 上げる局面でも一切、全く推奨したりしなかったでしょ?まぁ、他にも意図的に 推奨していない会社群があります。株価が上がるから買えばいいのではなくて、 やっぱり自分自身の視点から、買える株、買えない株、持っていたい株、持ちたくない 株、株価が落ちたら狼狽売りしないといけないような株、下がったら喜んで買い増す ことのできる株など、それぞれの背景を考えて一応みなさんには書いているつもり なんだけどね。まぁ、この株、個人投資家が買える最も安い株として分割を繰り返し てきた過去があるからこそ、現在も発行済み株式数の4割近い株を個人投資家が 保有しているわけ。で、この銘柄を筆頭に、個人投資家が毎日売買する株として、 東証のシステムの負荷を増やしている。だから、東証はライブドアのことをあまり よく思っていないってこと。個人投資家を増やしたい、なんていいながら矛盾している のは、むしろ東証の方なんだけどね。ロンドンやニューヨークの証券取引所は東証の 何倍も設備投資をし、システムを増強し、投資家のためにアクションを取っているのに、 東証は、売買が増えたから、システム止めます、ってそんな理由ありえないでしょ。 注文件数急膨張で東証の売買が一時停止を余儀なくされ、その後も停止リスクを 抱えたままであるだなんてねぇ。ここ数ヶ月株高に浮かれていた向きからすれば、 市場の持つまた株式投資の厳しさを改めて認識させられることになっただろうね。 ジャンル別一覧
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